台湾水果

投稿者: | 2020年9月5日

拙宅をのぞいてくださって誠にありがとうございます。
一年のほとんどを夏服で過ごす熱帯の当地、誤解なきように申し添えると、台北あたりはちゃんと冬がある、結構寒い日々が続きます。ワタクシがいるのは南部の高雄なので、まあほぼ一年中夏服。長袖着るのは2週間くらいですかね。それはともかく。当然、気候が異なれば植生も違う、ということで日本では見かけない野菜や果物があるわけです。とくに果物は種類も豊富で目移りします。マンゴーなどは大変にカジュアルな果物で日本だと梨レベル。季節モノなので、出回る時期にわーーーっと出回り、お値段も高級というほどではない感じ。ライチの方がよほど高級です。ライチは出回る時期も一瞬で、聞いたところによると、大半が輸出用に回ってしまうので、街中にはあまり出回らず、したがってお値段も高め。通年で安定して見かけるのがスイカ、パイナップル、バナナ。これらにももちろん旬はあるのですが、ほぼ一年中あります。こちらではポピュラーながらも、日本ではめったに見かけないのが、ドラゴンフルーツ(火龍果)、グアバ(芭楽)、パッションフルーツ(百香果)。ドラゴンフルーツは、キウイをもう少しシャクシャクとした感じの歯触りの果物で、甘味はあっさり。日本だとピンク色のイメージのグアバですが、こっちのグアバは果肉が白い方がメジャー。これは、水分が少し減ったようなリンゴ的な食感で、さわやかな甘み。種の周りが甘くておいしいのですが、種は歯が欠けるほど硬くて、しかもスイカのようにたくさん入っているので、よけるのが大変。パッションフルーツは、種のまわりのどろっとした果肉を種と一緒にスプーンですくって食べるのが定番。えも言えぬ甘くて香しい香りと味で、種のカリカリっとした食感も楽しい。これからはユズの季節なのですが、台湾の人達が言うところのユズ(柚子)は、我々の想像するユズとはだいぶ異なり、文旦みたいな大きさと味。でもブンタンより甘いし香りもよい。日本では果物をそんなに買わなかったけれどこちらに来てから色々買うようになりました。スーパーやコンビニでパックされたものを買うことも出来ますが、果物屋さんや市場で買うのが新鮮で安い。お店の人と、どれが美味しい?どうやって食べるの?とか聞きながら買うのも楽しい。サンジさんも島に上陸したら、こうやって買い出ししてんだろなー……。中国語では果物は水菓。日本語でも水菓子といえば果物を指すので、このあたり似てるなーと思いながら、ビタミン摂取のために果物食べてます!

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