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ひょんなことからメディカルチェックを受けることになり病院へ行って参りました。病院探訪記はまた別の機会に記すとして、本日は採血の話を致しましょう。相変わらず中国語がよく分からないワタクシですが採血の手順は日本とそうそう変わるわけでもないと信じ(きっとこんなこと言ってるんだろうなー)って感じで、血を取られてきたわけです。実はワタクシ、採血されるの得意でして。血の気が多いらしく腕を出せば血管は即座に見つかり、針を刺せばピューっと血が出てあっという間に規定量を採取できて終了するのでね、採血恐るるに足りず。とはいうものの、針を刺される瞬間だとか途中で採血用の試験管を取り換えるときにグッと針が押し込まれる感じは楽しくない。で、台湾での採血事情はどんなかなと観察していたのですが、あれ?見たことない器具だぞ?日本で一般的な採血針と真空採血管の組み合わせではありません。蝶々のような形のプラスチックの取っ手が付いた短い針に長いチューブが付いていて、チューブの先に採血管が付いている形状です。これ、針が細くて短いので、針を入れるのが全く痛くないんですよ。しかも長いチューブの先に採血管がついているので、採血管を取り換えるときの衝撃が腕に伝わってこないんですよね。いいことづくめじゃん!調べたらこの形の針は翼状針というもので、日本でも使われてはいるようですが血管が細くて探しにくいとかの特別なケースで使われることが多いようでした。採血スペースは3つくらい横並び状態だったので周囲の様子も丸見えだったのですが、こちらでは特別なケースだけに使うものでもなく、みんな翼状針を使っていたけどなあ。できることなら採血には翼状針おススメしたい。それはともかく。採血のときって、親指を中にして握り、しばらくしてから開く動作をするじゃないですか。看護師さんが言っていた言葉は分からなくてもジェスチャーで分かったのでその通りにしたわけですが、採血の最中「あなた日本人?こういう動作、日本語でなんて言うのか教えて?」と言われたんですよね。でバカ正直に伝えたんですが当然の如く「親指を中に入れて」「オヤユビ……」「握る」「ニグ……?」ってなり、いやこんな長い日本語はよろしくないよねって思い直し。「今の忘れて!もっと簡単な言葉にしよう!」と手を拳骨の形にして「これが『グー』」「グー!」、掌を広げて「これが『パー』」「パー!」とお伝えしてきました。「オヤユビヲ……」に比べたらかなり簡略化された言葉なので、半信半疑な感じでしたが「日本人だったらこれで通じるから大丈夫!」と言っておきました。まあ、この先、日本人がこの病院に来て採血される機会があるかどうかは分かりませんけど。
