拙宅へお越しいただきまして誠にありがとうございます。
さて。午前中外出していたのですが、ちょうどお昼頃に住居のアパートへ帰ってきてエレベーターに乗ったんですよ。ちなみにエレベーターは電梯です。電気式の梯子。そうしたら、ビニール袋に包まれたお弁当がエレベーターの床に置いてあるのを見つけまして。んん?と思っていたら、アパートの受付係のお兄さんが「気にしないで!それはアナタと同じフロアで下りるから」的なことを中国語で言うワケですよ。気にしないでって言われても気になるよね。いくらビニール袋に包まれているとはいえ食品がエレベーターの床に直置きだし、お弁当は勝手に下りないだろうし。えっ?ひょっとして、同じ階のワタクシにコレを届けてって意味で言ってるのかな?と怪訝な顔をしていると「大丈夫!xxx号室の人のだから」って更に言うではないですか。えー、やっぱりワタシが持って行ってあげないといけない流れっぽいなあ……って思ってお弁当を拾い上げたよね。だって、直置きってイヤじゃないですか?で、目指すフロアに到着して扉が開いたら、目の前に男の人がいて(あっ!お弁当が下りるってこういうことか!!)ようやく合点がいったよね。男の人は(それ、おれの弁当……)って感じでかなり戸惑っている風でした。当たり前ですよね。わけの分からない見知らぬ外国人の女が自分の弁当を持ってたらまごつくわ。ワタクシ怪しい者ではないんです、決して弁当泥棒とかじゃないんですと釈明したかったけど、残念ながら雑談できるような会話力はワタクシには全くなく「これ、貴方のですよね?」と男の人にお弁当を渡し、向こうも「あっ、ありがとう……」みたいなやり取りで、お互いに会釈しつつ自室にひきあげましたとさ。いやあ、こんな光景初めて見ましたが、受付のお兄さんやお弁当を待っていた男の人の様子から察するに、こんな風な配達の方法は当たり前っぽかったな。多分、食品類の配達を受けた受付が内線電話で「今、エレベーターに乗せたよ」と知らせ、オーダーした人はエレベーター前で待っているという方法。配達した人は部屋まで持っていかなくてもいい(配達の人の手間が省ける、セキュリティの問題を回避できる)、受付のお兄さんは部屋へもっていかなくていい(労力の省略、受付が空白になることを回避)、注文者は取りにいかなくていい(労力の省略)。飲食店などにある配膳用リフトの機能を普通のエレベーターに担わせるという大胆な方法。食品を床に直接置くという問題点を除けば、めっちゃ合理的だった。まあ、その問題点ゆえに日本では思いつかない使用方法ではありますが。どうでもいいですが、配膳用リフトといえばサニー号にもあったな……。
