いまさら81(その3)

投稿者: | 2016年5月1日

拙宅へのご訪問、誠にありがとうございます。
さて。今さら81巻。十分な準備期間をとったところで、サンジさんの一連の出来事について少々述べたいと思います。長くなるのでたたみますね。

「ルフィは“海賊王”になる男だ!!!」というサンジさんの科白は、485話のゾロのセリフと全く同じで、心臓が痛い。ゾロとサンジさんが等しく船長を支えている様子がこんなところで、こんなにも明白です。これは公式です(←自分に言いきかせている)。やはり二人は、未来の海賊王ルフィにとって大切な両翼。片翼では安定飛行ができませんから、翼は二つでひと揃いなのです。どちらが欠けても、どちらの力が強くてもだめなのです。それにつけても、敵のテリトリー内で己に関する衝撃の事実を知らされておきながら、冷静に状況を把握し、一瞬の隙をついて皆を逃がし、心配するなと笑顔を見せるサンジさんの度胸と機転と優しさに心臓が鷲掴みにされます。惚れ直すぜ……!「準備はいいか?幸運を祈る」とブルック、チョッパー、ナミさんの3人を抱き寄せて「行け!」と投げ飛ばすシーン……普段はナミさんナミさんと言っておきながら、いざという時は弱者(老人、子供、女性)には平等なんだよなあとか、ナミさんは、サンジさんに「行け!」と言われて逃がされたのは空島に次いで2度目だなあとか……。激高した様子を見せながらも、自分自身の価値を承知の上で、相手と駆け引きをするサンジさんの賢さに、しかし、駆け引きの対価が仲間の安全だけであることに、身悶えるしかない。そして、とびきりの笑顔で「必ず戻る。あいつらによろしく伝えてくれ」って……、サンジさーーーんっっ!!やめてーーー!あなたの笑顔は大好きだけど、ここでその笑顔はやめてー!!と叫びたい。なんというか。サンジさんも自分の言葉を守る男だと思うのですが、ゾロほど信用がおけないというか。「嘘も方便」という言葉、ゾロは無意味だと思っていそうですが、サンジさんは、生きていく上で必要なものだと思っていそうじゃないですか。だから「必ず戻る」とゾロが言えば戻って来るのを信じていられるけれども、サンジさんの場合、単に心配させたくないから言っているだけなんじゃないの?本当に戻って来るの?という一抹の心配が残るわけです。それにしても、この話をナミさんから聞いたゾロの心中いかばかりか。例の485話、ゾロの代わりにおれの命をとっとけ、とくまの前に立ったサンジさんは「みんなには、よろしく言っといてくれよ」と死を覚悟して言いましたからね。ロロノアとしては、あの時の事が思い出されて、ハラワタ煮えくり返ってるんじゃないでしょうか。アイツ、また勝手に犠牲になろうとしやがって……!と。それを思えば「バカとしか言えねェよ。あのグルマユ野郎!」という暴言も許そう!(←何様)。ロロノアは、この暴言の前に、冷静な状況分析(っぽい)語りをまるまる1頁分するという珍しく副船長的な役目を果たしていたわけですが、一通り説明が終われば、あとは自分の感情を爆発させるしかないわけです。「話が小せェんだよ!」と怒るのも、単に何でもいいから怒鳴り散らさずにはいられないだけですね。素直になればいいのにー。どうせ船長には「心配なんだろー」って見透かされちゃう位なんだから、最初っから素直になればいいのにー。いやもう、81巻はサンジYEARたる2016年のコミックス1冊目に相応しい中身でございました。

 

いまさら81(その3)」への2件のフィードバック

  1. ちー

    激しく頷きすぎて首がガクガクです(笑)
    あの笑顔ったらもうばしばしばし(何かを叩いてる)あー…サンジイヤー恐るべし…
    これほどまでに今後の展開にハラハラした時はないと言っても過言ではないですよ。
    サンジーサンジー。エロかっこ可愛いー。
    すみませんサンジ愛を叫ぶだけになってしまいました。

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    1. koma 投稿作成者

      ちーさあああん。ご賛同いただきありがとうございますー。あの笑顔、あの笑顔ですよ!以前ちーさんが教えてくださったあの笑顔!ヤバイですマズイです。安心させるための笑顔のはずなのに全く安心できない……!笑顔一つで人を魅了したり、切なくさせたり……もう、なんなの!サンジさん罪作り…!いいのよいいのよ。ここはサンジ愛を叫ぶ場所。さあ、心行くまで叫びましょう!

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