しりとり

投稿者: | 2018年11月17日

拙宅へお越しいただきましてありがとうございます。
たとえば、外出先での待ち時間など、暇つぶしには何をなさいますか?一人でいればスマホを見るとか本を読むとか、相手がいればお喋りあたりが定番ですよね。では男子高校生の息子と一緒の時には?仲が良ければお喋りすることも可能ですが、高校生の息子と母親の組み合わせで話がはずむかどうかは微妙です。我が家の場合、たいていはそれぞれが持参の本を読んだりしておりますが、ときどき「おかーさん、しりとりやろう」とkoma太に誘われることがあります。しりとり。時と場所を選ばず道具も不要な言葉遊び。しかしながら、koma太いわく「本好きのオレと無駄な語彙力の持ち主であるおかーさんの組み合わせ」である我々の場合、一般的なルールでのしりとりではたとえ一字攻めをしたとしても何時間たっても終わりが来ないので、色々縛りを設けております。日本語縛り、地名縛り等々いろいろありますが、最近は字数に制限をしてしりとりすることが多いです。この字数制限、3~4文字という少ない文字数の単語となると数が多すぎて縛る意味がなく、10文字を越えてしまうと考える時間がそれなりに必要になるのでしりとりが間延びします。ということで、5~9文字の間のどこかで設定すると程よいしりとりになります。今日は「7文字の単語」でしりとりしておりました。我々の間では、文字数のカウントはいわゆる原稿用紙方式で、拗音は2文字、促音、長音は1文字で扱うことにしているのですが、7文字は有るようで無いようで、しかし探すと有る、といった具合。お互いに単語をつなげていく中で、「ち」が来たので「中途半端(ちゅうとはんぱ)」と答えたところ、koma太が「ぱで始まる7文字の単語」で考え込みまして。私も頭の中の単語帳をめくったのですが、パで始まる言葉はあれど7文字というのが意外と無く。強いて言うなら「パンツまるみえ」?いや、これは単語なのか?考えても思いつかなかったらしいkoma太に「おかーさん、なんか思いついた?」と聞かれたので「パンツ丸見え」と言ってみたところ、「そんな品位に欠ける単語、おれは認めねぇぇ!」と言われてしまったワタクシ。え?!何言ってんの?!何、自分だけいい子ぶってんの?!紳士のブルックだって似たようなこと言ってるじゃん!フランキーのアニキだってパンツ一丁じゃん!そもそもキミだって家でパンイチじゃん!憤慨するワタクシを尻目に、その後、koma太が重々しく「パリ条約」という単語を出してきやがりまして。く。「紅の豚」のようなしてやったり顔がムカつくー!と思いました。そしてやはり今日も決着はつかなかったのでした……。

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