夏至

投稿者: | 2019年6月22日

拙宅へお越しいただきましてありがとうございます。
日本は今日が夏至ですが、こちらは昨日が夏至でした。んんん?夏至って、黄道と呼ばれる太陽の通り道上にある夏至点を通過する時なので、国によって違うのおかしくない?大きく経度が違うわけでもない、つまり時差もほどんどないのに、どうして一日のズレがあるのか?で、日本の暦を定める国立天文台のホームページ内にある暦計算室の中身を随分と読んでみたのですが確固とした答えは得られず。ただ、色々と調べてみたところ、2019年の場合、太陽が夏至点を通過するのは世界標準時では6月21日の15:54すなわち日本時間では6月22日の0:54となり、時差1時間のこの土地では6月21日の23:54なので、ズレているのかなーと。そして暦計算室のアプリを使って、各地の太陽の南中高度を調べてみたところ、ワタクシのいる土地の南中高度が89.2度って出まして。おお!ほぼ90度。太陽は真上だよ。これ、井戸をのぞくと中が見えるヤツや……!と嬉しくなり、眩しく暑い外へわざわざ外出したりして。アホです。当然といえば当然ですが、街中に井戸などはなく、しかし真上から照らす太陽が作る影を堪能いたしました。影が一方に傾かず、真下に出来るんですよ。ですので、円錐形や幅のない物体の場合は、影が消えたように見えます。すごい!面白い!と炎天下、写真をたくさんとりました。日本では夏至はちょうど梅雨のさなかですから、「一番日が長い日なのに、太陽を拝めなくてつまんない」などと思っていたものですが、今年は今までの分を取り返すイキオイで太陽を浴びるワタクシ。後の日焼けダメージが怖い。しかし、地球の自転速度は思いのほか速く、30分もすれば影が伸びて来て、撮影終了となったのでした。

 

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