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ところで花の名前ってどのくらいご存知ですか？物の名称を割と知りたい性質なのでできるだけ調べようと思っているのですが、図鑑で調べるのも結構難儀するんですよね。写真を見せてコレなんですか？と聞いて答えがでれば苦労しないのですが、自分で調べるとなると花の色、花びらの数、雄蕊や雌しべの形、葉っぱの形状等々から探っていくしかないわけで。最近は図鑑ではなく、ネットがあるのでだいぶ答えに近づくのが早くなりました。キーワード検索すると、それらしい花の名前の候補がいくつか出てくるのでそこから絞り込んでいく形ですね。図鑑見るのも調べるのも嫌いではないものの、もう少し便利にならないものか…と思っていたら、見つけました便利アプリ。カメラを花にかざすと、花の名前が出てくる優れもの。早速我がスマホにアプリをインストールして、目についた花にカメラをかざすと花の名前（の候補）が出てきます！サンプルデータの問題だと思うのですが、中には不正解もありますので最終的には自分で確認作業が必要ですが、かなり良い！楽しいので、花を見ればカメラをかざしていた風の強い日のこと。ピンク色の可憐な野花を見つけて試したら「ハゼラン」と名前が表示されたんですよ。なにせ風が強くて花が揺れてしまうこともあり、カメラが花をとらえきれずきちんと認識出来ないようでした。被写体が揺れまくるので写真も撮れない有様で、家に帰って「ハゼラン」を検索してみたところ、件の花はまさにハゼラン（爆蘭）だったわけですが。なんと、この花には別名がありまして、その名も「サンジソウ（三時草）」！どうも午後の三時頃に開花するのでそのような名前になったそうな。そのほかにもサンジノキコウシ（三時の貴公子）、ハナビクサ（花火草）、ホシノシズク（星の雫）等々ありまして。しかもこの若葉は食用になると！！わーん！これ、サンジさんの花や！なんで写真とっとかなかったんや！と悔やむことしきり。寄港した島に降りたち、当然の如く迷子になったロロノアさんがふと気まぐれに道端に生えてたハゼランを手折って腹巻にしまい。その後、なんとか船に帰り着いたもののサンジさんにプンスカ怒られ。うっせーなー、いいから黙って酒でも出せや、とちょっぴりしおれたハゼランを差し出し。うわ、そんなところに花を入れるなよ、あっ！これ食える葉っぱのヤツじゃねェか。どうせなら葉っぱを摘んできてくれりゃ、お浸しか天ぷらにでもしてやったのに。しょーがねェなあ！って言いながらも、水を入れたジャムの空き瓶に手渡されたハゼランの花をさしておくサンジさん。翌朝、飾られたハゼランを見つけたロビンちゃんにふふって微笑まれるとよいです。花言葉は「真心」「永遠にあなたのもの」。
