ネクターガイド

投稿者: | 2016年5月4日

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さて。大好きなゾロサンサイトの管理人さまが、今が盛りのツツジに関する考察を、日記で述べてらしたのを拝見し、ほわー流石の観察眼!と感心していたところ、読んでいる本にちょうどその件が書いてあって、思いがけない偶然に嬉しくなりました。本は『植物は動けないけど強い』という題名で、植物が長い年月をかけて作り上げてきた生存の為の仕組みについて、様々な植物を例にひいて分かりやすく説明した新書なのですが、曰く「ツツジの花は漏斗状の花冠の先が5つに裂けており、正面から見て、上部に位置する花びらには斑点模様がある。その斑点はツツジの花の特徴の一つで花の中心に向かってついている。それは蜜標である。斑点模様の真ん中に溝があり、その奥に蜜があるのだ…」。昆虫等の媒体を通じて受粉を行う「動物媒」では、何らかの形で昆虫にサインを出す必要があり、その一つがこの蜜標(みつひょう。英語名:nectar guide ネクターガイド)なのだそうです。花の奥にあるおしべ、めしべまで虫が来ないことには受粉はできないわけですから、花びらに留まった虫が蜜のあるところまで迷わず行けるよう、「こちらですよ」と案内が必要というわけですね。ネクターガイドを持つ植物は、スミレ、アヤメ、ゲンゲなど他にもたくさんあるようで、花弁の模様は単なる柄じゃなくて、生存に関わる重大な意味のあるものだっとは……奥が深い。ところで。方向感覚の欠如が致命的レベルであるロロノアにとって、サンジさんという存在は、実生活においても、あるいは人生においても唯一無二の道標だろうと思っていたわけですが。ほら、よくありますよね。「あのキンキラキンの頭はどこにいてもよく目立つ」とか言って、寄港した街でロロノアがサンジさんを見つけ、迷子を免れるの図。道標にちょうどいい、なんて独り言つロロノア。しかし。道標だけではなく、蜜標でもあるということが判明しました。輝く金の髪は、そこに蜜がある印。サンジさんめがけて迷わずまっすぐ行き着くロロノア。蜜標に導かれ、奥へ奥へと進入するロロノア……いや、侵入のほうが正しいかもしれない。何にせよ、サンジさんはロロノアにとっての標。引き寄せられ、導かれるのは間違いないですね。

 

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