女僕

投稿者: | 2019年8月12日

拙宅へお越しいただきまして誠にありがとうございます。
唐突ですが、メイドカフェに行ったことありますか?ワタクシはありません。なんというか、男性が行く場所というイメージがあるし、女性に「萌え萌え~」的な接客してもらってもね……って思っていたのですが。たまたま知り合った台湾人の若いお嬢さんが「楽しいですよ、メイドカフェ!」と言っているのを聞き、えっ?台湾にもメイドカフェあるんかい?!とびっくりしていたところ、「一緒に行きましょう!」という流れになり、なんとメイドカフェデビューしてきました。台湾で。お店に入ると、メイド服に身を包んだ店員さんたちが、口々に「おかえりなさいませ、お嬢様」みたいなことを言っていると思うのですが、ワタクシには分かりません。たちはだかる言葉の壁。しかし、メイドカフェが日本発祥であるせいなのか、ワタクシが日本人であると知ると、「イラッシャイマセ、ゴシュジンサマ」と日本語で言ってもらったりして、面映ゆい。メニューは一般的なカフェ飯で、牛丼やカレーやオムライスとか。オムライスにはケチャップでにゃんこの絵を描いてくれるサービスがあったりするのがメイドカフェ。ドリンクの方は「セーラー服の誘惑☆」みたいな感じでえらくキラキラネームになっていましたねぇ。メイドさんは給仕するだけでなく、時々テーブルにやってきては他愛ないお喋りをしていくのですが、ワタクシのいるテーブルは、中国語と英語と日本語、時折筆談をまじえての会話となっておりました。その際に、食べ物の食感の話題で盛り上がったので、メイドさんに「もちもち」と「ふわふわ」という日本語をお教えして差し上げました。「ふわふわ」という発音が気に入ったらしく、「ふわふわ-、ふわふわー」と何度も言っていてたいそう可愛らしゅうございました。早速「パンケーキふわふわー」と使っていたので、大変学習能力の高いメイドさんだったな。メイドカフェは、行ってみたら大変楽しく、男性だけでなく女性も楽しめる場所だということがよく分かりました。ちなみにメイドは女僕です。

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