差別

投稿者: | 2019年8月19日

拙宅へお越しいただきまして誠にありがとうございます。
えー、今、アジアの一角台湾におるワタクシですが。ありがたいことに外国人差別というものをあまり感ずることなく過ごせております。これが欧米だったらアジア人ってだけで差別される機会がもっとあからさまにあると思います。少なくとも「それはdiscriminationだ!」と抗議をせざるを得ない状況ってそれなりにあったかと。discriminationって言葉の使用頻度、思いのほか高かった気がするんですよ。それにひきかえ当地は、言葉が分からなくてもあまり邪険にされることもなく、しょーがないわねー、みたいな扱いです。もちろん、あからさまに面倒くさそうな態度をとられることもありますが、見下すとか蔑まれるとかでないので、差別とはちょっと違うかな。ということで、ネガティブな意味の差別というものを、中国語でなんというのか知らないまま早4か月。使わないから知らないという典型です。とはいえ、差別という単語自体は中国語にもありまして、意味は「違い」。日本語における「商品の差別化をはかる」の差別の方の意味ですね。ネガティブな意味はありません。でね、やはり、外国人の日本語学習者にとって、日本語の細かな言葉の違いは分かりにくいらしく。本日、日本語を勉強中の台湾人の子に「かつら」と「ウィッグ」の差別についてとか、「刀」と「刃」と「刀剣」の差別についてとか、「ヘタれ」と「下手」の差別について等々、聞かれるままに一生懸命説明しました。改まって聞かれると、ちょっと説明に窮するよね。そして、言葉のチョイスからうっすらとお気づきでしょうが、この台湾人のお嬢さん、日本のアニメや漫画大好きっこでした。仲良くしてもらおう……!

 

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