騎士

投稿者: | 2019年8月20日

拙宅へお越しいただきまして誠にありがとうございます。
最近めっきり台湾よもやま話ばかりの当memoですが、本日も恥ずかしげもなく語ります。この国は個人の移動手段としてバイクが幅をきかせております。自転車は、おそらく気候が暑すぎるので乗ってられないんでしょうね。そして自動車だと身軽に気軽に動けないので利便性ではバイクが一番。ということでバイク率が以上に高い。ちなみにここでいうバイクは日本で言うスクーターでクラッチ操作不要なタイプを指します。聞いたところ、見たところによれば、台北などの交通網が発達した都市圏においてはバイク不要で免許もとらないこともあるようですが、大半の方がバイクの免許取得可能な18歳に達するとバイクを運転し始めるようです。が。運転は18歳からとはいえ、乗るだけだったら赤子の頃から乗っているんですよね、こちらの方々。まだ立てない赤ちゃんであれば抱っこでバイク、幼児はステップボードに立たせてサイドミラーのステムを握らせてバイク、ある程度大きくなると後ろに乗せてバイク。首の座ってない赤ちゃんでさえ抱っこで乗せてますからね。下手したら抱っこヒモ無し。そしておんぶでバイクは見ないです。で、子供が二人の場合は、一人は前に立たせて、もう一人は後ろに座っているのが定番。四人家族の場合は、小さい子が前に立ち、お母さんが運転、その後ろに子供が座り、さらにその後ろにお父さんが座っているなんて感じですかね。子供たちもそれだけ小さいときからバイクに乗っているので、ポジション取りとかバランスのとり方がものすごく上手くて、めっちゃリラックスして乗っています。立ちながらゲームしてたり、後ろに座って片手でスマホいじってたり、慣れたものです。それから忘れちゃいけない、犬。犬をバイクにのせてる人もとても多いですね。犬もまた大変賢くて、ステップのところにちょこんと乗って動じる様子もない。この間なんて、テリアを三匹ステップのところにのせている女性をみかけました。むろん、檻とか籠なんかに入っていませんよ。リードはついていましたが生身です。あれで逃げたりしないのがすごい。あとは、片手運転とか大荷物を載せているとか、とにかくバイクを自分の手足のように自由自在に扱っていて、そのテクニックにびっくりします。最近は見慣れましたけど。こちらではバイクや自転車に乗っている人を騎士って言ったりしますね。騎士多し!

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